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外壁・屋根塗装の選び方:艶ありと艶なしのメリット・デメリット(2023年12月21日更新)

投稿日 2023年12月21日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

 

外壁や屋根の塗装は、建物を美しく保つために不可欠であることは、これまでの記事でも繰り返し紹介させていただいています。しかし、塗料を選択する時、塗料の種類や特性については理解しづらい場合があり、どれを選んだらいいのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、艶あり塗料と艶なし塗料の特徴について解説します。同じ色でも塗料の艶の有無で仕上がりが全く異なるだけに注目しがちですが、それぞれに異なるメリット・デメリットや適した使用方法があります。現在塗装を検討している方や将来的に塗装を検討する予定があるお客様の塗料選びの参考としていただける情報をまとめて紹介します。

 

艶あり塗料と艶なし塗料って何が違うの?

塗料の艶とは、何が違うのでしょうか?まずは、塗料の成分について説明します。

艶の違いが生まれる理由

塗料は、顔料、添加物、合成樹脂を混ぜ合わせて作られています。顔料は、色味を出すだけでなく。その粒子の大きさによって艶の有無が決まります。

艶あり塗料は、顔料の粒子のサイズが小さいので、膜表面で粒子が均一に並ぶことで表面が滑らかになり光沢(艶)が生まれます。

一方、艶なし塗料は、顔料の粒子サイズが大きいため、塗膜表面に目では見えない細かな凹凸ができ、光沢が抑えられます。

また、艶消し材を用いて、表面の艶を調整することも可能です。艶消し材は、乾燥すると塗膜の表面に浮かびあがり、表面のツルツル感を阻害します。塗膜の表面に平滑さを失くすことで、艶を消す働きをしています。ほとんどの塗料で、この艶消し材を用いて艶の調整を行っています。

 

艶の程度による違い

外壁や屋根の塗料の中には、艶の有無を選べるものもあります。3分艶、半艶などの記載を見かけたことのある方もいらっしゃるかもしれません。塗料の種類によって、艶の種類が調整できるものや3分艶までや5分艶まで対応可能なものなどに分かれています。よって、気に入った色の塗料を見つけた場合でも、好みの艶感に調整できない場合もあります。

それぞれの特徴について説明します。

※一部の地域や塗装の職人さんによっては、3分艶が「3割の艶消し」を指している場合もあるようです。認識の違いを起こさぬよう、打合せ時には、念のため、3分艶=3割の光沢の認識で合っているかを確認しておきましょう。

 

◎艶なし塗料(艶消し塗料)

艶なし塗料は光沢度(*1)が5%以下の塗料をさします。触り心地はさらっとしたマットな仕上げで、自然な風合いです。

 

(*1)平らな塗装面に、60度の確度で光を当てた時に反射された光の強さを測定した数値。数値が高いほど反射量が多く、数値が小さいほど光沢が抑えられている。

 

◎3分艶塗料

光沢度が15%程度の塗料です。控えめながら光沢があります。よく晴れた日であれば見る角度によっては艶感を感じられます。

 

◎5分艶塗料(半艶塗料)

光沢度が35%程度の塗料です。艶あり塗料の半分程度の光沢を持っています。

 

◎7分艶塗料

光沢度が60%程度の塗料です。汚れが付きづらく耐久性が高くなります。曇りの日などは、艶がないように見えることもあります。

 

◎艶あり塗料

光沢度が70%程度以上の塗料です。光沢があり、塗った表面がつやつやと光を反射します。触った感じもツルっとした仕上げで、洗練された印象を与えます。

 

 

艶の有無によるメリット・デメリットと適切な使用方法

外壁や屋根の塗装には、艶の有無が重要な選択肢となります。それぞれの塗料のメリット、デメリット、そして適切な使用方法について紹介します。

 

◎艶あり塗料

(メリット)

・新築時のような外観を取り戻せます。

・汚れがつきにくく、美しい外観を保ちます。

・光沢があり、建物を魅力的に演出します。

・塗料の種類が多く、好みの色味を見つけられる可能性が高いです。

(デメリット)

・小さな傷やキズが目立ちやすく、注意が必要です。

・塗りムラやはけムラができやすいため、丁寧な施工が求められます。

・3年程度で光沢がやや落ちることがあります。

・外壁との相性によっては、艶が目立ちすぎておもちゃのような雰囲気になる場合があります。

(適した使用方法)

・モダンなデザインやシンプルな外観の建物に最適です。特に白、赤、黄色など明るい色合いを選ぶと艶が際立つのでおススメです。

 

◎艶なし塗料

(メリット)

・傷やキズが目立ちにくく、経年劣化も目立ちにくいです。

・塗りムラができにくく、施工が比較的容易です。

・落ち着いた雰囲気を演出し、どんなカラーでも自然に調和します。

(デメリット)

・光沢を抑えるための細かな凹凸部分によごれが付着しやすい場合があります。

・交通量の多い地域では、排気ガスなどの汚れがつきやすい可能性があります。

・微細な凹凸に水分が付着しやすくなります。水分は塗膜の劣化を早めるので、綱ありと比較すると耐久性が劣ります。

・艶消し材を混ぜている分、塗料本来の予膜の保護成分も薄まってしまいます。これも耐久性の王が劣る原因となります。

・光沢が少ないため、質素な印象になる場合があります。

・艶ありと比較するとコストが高めです。

(適した使用方法)

落ち着いた色合いのおうちにおススメです。落ち着いた色合いでは、艶ありを選択しても光沢が目立ちづらいことがその理由です。ただし、暗い色味の場合、重すぎる印象となることもあるので、注意しましょう。

柔らかな雰囲気になるので、悪目立ちしないおしゃれな雰囲気を作り出せます。

多摩、モルタル塗りの外壁との相性も抜群で、古民家のリノベーションにもピッタリです。

 

☆サイディングの模様をそのまま活かしたいけれど、艶感を抑えたい場合は、艶消しのクリア塗装のできる商品もあります。

 

日本ペイント ピュアライドUVプロテクトクリヤー

引用:日本ペイント 製品情報 ピュアライドUVプロテクトクリヤー

まとめ

艶あり塗料と艶なし塗料のメリット・デメリットや艶が生まれる仕組みについて解説しました。艶の違いによって、おうちの外観の雰囲気が大きく変わるため、ご自分の好みやおうちのデザイン、お庭や外構のイメージに合わせて選ぶことが重要です。また、それぞれ特性があり、適切な使用方法を選ぶことも大切なポイントです。おうちのリフォームの際の

塗料の選択時にお役立て下さい。また、ご相談いただけましたら、それぞれの塗料を塗布した色見本の多数ご用意しております。また色見本だけはイメージすることが難しい場合には、艶あり塗料、艶なし塗料で再塗装した実際のおうちをご覧いただくことも可能です。このような塗料選びのお手伝いさせていただくことも可能ですので、まずはお気軽にご連絡ください!

 

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