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外壁塗装ブログ

古い住宅の外壁リフォームや塗装で気をつけることは?

投稿日 2023年6月14日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

外壁リフォームを外壁塗装だけで済ませるという方は決して珍しくありません。なぜなら、費用が一番安く、外見も容易に繕えるためです。しかし、長年住んでいた古い住宅をリフォームしたいからといって、外壁塗装だけするのはあまりおすすめできません。

そこで、古い住宅の外壁をリフォームするときや塗装するときに気をつけることを解説します。

 

1.築数十年の住宅に塗装の塗り直しは悪手

住宅の外壁は、経年により劣化して、塗装がうまくいかないことも少なくありません。塗ってすぐに塗膜が落ちてしまえば、本来得られるはずだった塗料の性能も機能しないのです。このように、外壁を変えずに塗装してリフォームに失敗するのでは本末転倒です。

特に築数十年の時間が経過して、一度も壁の張替えなどをしていないというケースでは、住宅の古さと外壁の劣化が比例しています。塗装だけでは済まないでしょう。一般的には、塗装の前に外壁リフォームで重ね張りや張り替え、補修などして、その上から塗装するのが最適です。

 

2.カバー工法がダメだったら?張り替え工法や補修工事

塗装だけでリフォームが完了すれば予算的にも助かるでしょう。しかし、これまでの経年劣化や外壁トラブルなどを踏まえた上ですべてを塗装の塗り直しだけで帳消しにするのは難しいものがあります。そこで、カバー工法を選択するという手もあります。

しかし、実は、カバー工法で重ね張りするためには外壁材に制限があるなどのデメリットがあります。そこで根本的に解決するために張り替え工法で外壁を一新して、新たに塗装を施す方法が一般的です。

 

(1)カバー工法では難しいケースとは

カバー工法は、張り替え工法に比べて費用が安く抑えられることや工期が短いため、手軽に実施できるとして人気があります。しかし、外壁の劣化が進んでいる場合や希望の外壁材への変更にカバー工法が向かないなど、いくつかの制限が存在します。

もちろん、住宅が築数十年だから「直ちに張り替えしなければいない」というわけではありません。外壁の状況を専門の業者が判断して、カバー工法が可能かどうかを決めます。問題なければカバー工法を採用することもできるでしょう。

しかし、リフォームが必要とまで感じていて、「いままでメンテナンスもほとんどしてこなかった」という場合、外壁の劣化は十分に考えられるのです。そのため、「カバー工法では難しい」となるケースは十分にありえるでしょう。その場合の代替案として、張り替え工法やシーリング工事、補修工事などの外壁リフォームが選択肢となるのです。

 

(2)張り替え工法とは

張り替え工法は、外壁材を撤去して新しい外壁に張り替える方法です。同時に防水シートの取り替えなども行うため、防水面でも強化できるというメリットがあります。例えば、タイル張りの住宅だった場合、部分的な剥がれや反り、ひび割れなどに対して、この張り替え工法を使うことができます。

外壁リフォームを塗装の塗り直しだけで済ませようとした場合にうまくいかないのは、この張り替えの工事を挟まずに直に塗装をしてしまうためです。表面的な塗装の劣化ではなく、外壁そのものが劣化して塗料が剥がれ落ちることになります。張り替え工法なら劣化した外壁よりも耐震性を上げられますし、内側のメンテナンスも同時に行えます。

ただし、モルタルやコンクリートは張り替えできないというデメリットがあります。これは「張り替える」という方法が、モルタルやコンクリートでは使えないことが原因です。モルタルやコンクリートは本来、セメントと水・砂などから作られており、外壁になった時点で固まって、シーリングなどのつなぎ目などもありません。

そのため、補修工事となり、張り替え工法が使えないのです。ただし、外壁を別の種類に変えることはできるため、サイディングなどの重ね張りをモルタルの上から行うことはできます。

 

3.まるごとリフォーム

住宅の耐用年数が過ぎて外壁が目に見えてリフォームが必要という場合に、住宅全体をリフォームすることも視野に入れましょう。なぜなら、外壁が明らかに経年劣化している場合、住宅の他の箇所も劣化が進んでいるからです。

細々と内壁や屋根のリフォームをすでにしていた場合も、メンテナンスの周期を揃えるために改めてリフォームをするというのもありです。リフォーム時期はばらつくことによって費用や作業効率も悪くなります。しかし、同じ時期に屋根や外壁などをリフォームできれば、同じ足場の共有や同時期の打ち合わせ、コスト低減など、メンテナンス時の負担が最小限に抑えられるのです。

 

◆ 建築材の内部劣化があるなら、建て替えも視野に入れる

張り替え工法は、元の外壁材の種類によって制限を受けるため、リフォームの選択肢はすべてが自由というわけにはいきません。また、住宅の全体的な劣化具合によっては、部分的なリフォームでは対処が難しいというケースもあります。そこで検討したいのが「建て替え」です。

予算は張り替えの比ではありませんが、建て替えでは外壁をまるごと自由に変えられるだけでなく、耐震性の向上や住宅としての耐用年数のリセットなどが可能となります。

ただし、注意点として建て替えは多くの費用がかかる上に、同じ土地にもう一度自宅を立てるためには土地の状況も見極める必要があります。建築基準法では土地に住宅を建てられるかどうかは細かくルールが決まっていて、古い住宅ほど現在の建築基準法ではもう一度立て直すことができないケースも想定しておく必要があるのです。

 

4.外壁塗装の塗り替えが大丈夫なケース

外壁の劣化がほとんど進んでおらず、塗装環境に問題がないケースでは、リフォームに塗装の塗り替えを選べます。塗装の塗り替えは、張り替え工法やカバー工法よりもずっと低い予算でメンテナンスやリフォームが完了するのです。では、外壁塗装の塗り替えが大丈夫な住宅のケースについて以下に紹介します。

 

(1)新築からまだあまり時間が立っていない

外壁塗装だけでリフォームが可能な場合として、新築の建設時期からあまり時間が経っておらず、外壁の劣化があまり進んでいないケースです。外壁よりも先に塗料の耐用年数が来るため、最初のリフォームは外壁塗装の塗り替えだけで十分というわけです。

もちろん、リフォームは劣化や性能の維持だけではなく、外見的なデザインもリフォームをする理由となります。その場合は、塗装の前に張り替え工法の条件や施工の流れについても施工会社に相談しましょう。

 

(2)定期的に外壁のメンテナンスや再塗装をしている

次に、中古住宅や新築からずっと住み続けて耐用年数を経過した場合です。定期的に外壁のメンテナンスや再塗装をしている場合には、外壁の劣化がそれほど進んでおらず、再塗装だけでもリフォーム可能なことがあります。

当然ながら、住宅購入後からずっとメンテナンスせずに劣化が目立つ場合は、外壁塗装だけでリフォームするのは困難です。塗装をする理由はデザイン性もありますが、基本はその性能にあり、外壁や住宅を守るという意味が強いといえます。

劣化した外壁に塗装することで性能が落ちたり、塗膜が剥がれて性能を発揮できないのではリフォームの意味がなくなってしまうのです。むしろ外壁がダメージを受けてそのままではまずいでしょう。そういう観点からも「塗装だけ」と「張り替え」の選択肢は、常にあったほうがよいのです。

 

5.まとめ

今回は、古い住宅の外壁リフォームや塗装で気をつける点として、塗装以外の選択肢や塗装が大丈夫なケースについて解説しました。

外壁リフォームや塗装については、さまざまな条件が存在します。外壁材の劣化具合や使用した外壁材の種類によっては、塗装の前にカバー工法が使えないケースもあるのです。したがって、張り替え工法や補修工事なども検討する必要があります。

場合によっては、リフォームの自由度を高めるためにまるごとリフォームや建て替えなどをしたほうが手っ取り早いケースもあるかもしれません。いずれにしても、DIYでは正確な外壁の診断ができないため、リフォーム前に一度外壁の状態を確認する意味でも専門の業者に相談してみましょう。

 

 

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外壁リフォームと防水の関係とは?外壁工事には防水のための施工がある

投稿日 2023年6月6日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳沢です。

 

外壁リフォームをする際に、気になるのが防水対策です。リフォームと防水工事を別々に行う場合もありますが、今回は、リフォームによって防水が施される理由や防水のタイミングなどについて解説します。

 

1.外壁リフォームに防水が必要な理由

外壁リフォームでは塗装の塗り直しや外壁材の修繕、張り替えなど、必要に応じた工事が発生します。このとき、防水の措置を施すのです。防水の施工には専用の防水工事からリフォーム中の防水にかかる作業まで、さまざまな場面で防水が実施されています。

 

では、なぜこの防水施工や防水工事が外壁リフォームには必要なのでしょうか。それには次のような4つの理由があります。

 

(1)ひび割れ・雨漏りを防ぐ

外壁リフォームに防水が必要な理由は、壁のひび割れ・雨漏りを防ぐことです。防水の措置が不十分な外壁では雨水にさらされて外壁が劣化し、ひび割れが発生しやすくなります。

 

例えば、木造の外壁では防水が不十分だと、外壁材が腐敗して、もろくなるのです。また、コンクリートを使った外壁では、セメント成分が溶け出して劣化を早めます。軽いひび割れだけでは雨漏りには達しませんが、劣化具合やひび割れ具合によっては、住宅の内部まで水が侵入することもあります。防水の施工をしっかり行うことで、ひび割れ・雨漏りを防ぐことにもつながるのです。

 

(2)外壁内部のトラブルを予防する

防水は、住宅にとって大きな意味を持ちます。外壁材や塗料といった外見的な部分だけでなく、外壁内部にも大きく影響するのです。

 

例えば、防水が不十分で湿気がこもり、シロアリ、カビ・こけ、建材の腐敗といった問題を引き起こします。シロアリは湿気の高いところに住み着きますし、一度住み着くと駆除するのは大変です。

カビは健康問題にも直結し、何より住宅の素材を内側から侵食します。以上は、生育環境が水気によって整います。これらを効率的に予防するのが外壁による防水の施工です。

 

(3)住宅の寿命を伸ばす

使われた建材や工法にもよりますが、住宅には寿命が存在します。国内の住宅の多くは数十年の寿命が1つの目安ですが、メンテナンスや外壁材のリフォームなどで住宅の寿命は伸びることが知られています。

 

外壁材には住宅のさまざまな機能が備わっており、断熱や雨風を防ぐこと、紫外線の遮断、耐震性能など、外壁が人の暮らす住宅機能を支えているのです。しかし、外壁に水が浸透した場合、外壁材や内部がダメージを受けます。そこで、防水を施すことにより、外壁材や内部に水が浸透しないようにして、建材の劣化を防いでいるのです。

 

当然、外壁材が傷まないようにすることも可能です。住宅の寿命を伸ばすことは、住宅が本来もっている機能を保持することに繋がります。もし寿命が短くなって機能の落ちた住宅では、地震で崩落しやすくなったり、雨漏りしたりするようになるといった問題も想定されます。木造住宅に限らず、リフォーム時の防水対策は住宅寿命の観点からも不可欠といえるのです。

 

(4)メンテナンス頻度を下げる

防水にはメンテナンス頻度を下げる効果が得られます。これは、外壁材や防水シート、塗料を使って施すことによって得られる効果です。

 

メンテナンスは外壁の診断を通じて補修や張替えを行うものですが、問題が起きやすくなると、メンテナンスの頻度も高まります。しかし、防水部分がしっかりしていれば、これらの問題を事前に防ぎやすくなります。これがメンテナンスの頻度を下げる理由です。

 

2.防水を施す場所や素材

防水は一般的に塗料の性能で発揮すると考えられていますが、実はさまざまな場所に防水が施されています。以下の3つが代表的です。

 

(1)外壁材

まずは外壁材による住宅内部への浸水防止です。外壁材の種類にもよりますが、浸水しやすいものとそうでないものがあります。しかし、単純に外壁材という物理的な壁は、雨水等を防いで、中に入れない役目を果たします。

 

例えるなら、木の板1枚を頭上に抱えて、雨を防ぐイメージです。時間が経てば木の板にも水は浸透しますが、一時的なものではありますが物理的に防ぐことができます。そして、特にサイディングの外壁材の中でも金属や窯業などは防水に優れています。もちろん、外壁だけで水気を防ぐのは難しい事のほうが多いため、防水シートや塗料などの出番となります。

 

(2)防水シート

外壁材を張る前の工事・リフォームをする際に使われるのが防水シートです。外壁材の方である程度の水を防げたとしてもそれは完全ではありません。そこで、防水シートを建材の内側に入れて水の透過を防ぐという役割があります。

 

ここで、防水シートの種類について確認してみましょう。まず、防水シートで代表的なのが「透湿防水シート」と「アスファルト・フェルト」の2種類です。

 

➀「透湿防水シート」
透湿防水シートは、建物の外壁や屋根に使用される防水専用の素材です。雨水など水分の侵入を防いで、内部の湿気を外部に逃がす防水性能を有しています。もともとアスファルト・フェルトよりも通気性が高く、内側の結露を予防する目的で使われ始めたという経緯があります。そのため、建物内部の結露やカビの発生を抑制、快適な住宅環境を維持する役割を果たします。
透湿防水シートの素材には、主にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどが用いられます。そのうえで、一般的には多層フィルムや不織布、織布などを組み合わせて作られています。ただし、シートの厚さや透湿性能は、製品によって異なります。

 

➁「アスファルト・フェルト」
アスファルト・フェルトとは、主に屋根や外壁の防水材として使用される建築材です。フェルト素材として通常はガラスフェルトやポリエステルフェルトの表面にアスファルトを塗布し、さらに上面に骨材(砂や粒状の石材)を散布したものです。
性能として紫外線や温度変化に対する耐性があり、長期間の使用に適しています。そして、容易に防水シートを取り付けることができます。

 

(3)塗料

外壁材や防水シートは住宅の内部に水を入れない重要な役目があります。しかし、その防水機能は、塗料によって強化されています。外壁材だけでは透水で材料そのものが傷んでしまうため、塗装することで外壁材に到達させないようにします。つまり、防水性能を発揮するというわけです。塗料の中には防水性能が外壁に向いているものとそうでないものがあり、例えば、「シリコン防水塗料」はシリコーン樹脂を主成分とする防水塗料で、高い耐熱性、耐候性、耐紫外線性を持っています。

 

また、塗膜が撥水性を持つため、建物に付着する汚れを防ぐ効果もあります。このように外壁の防水に防水塗料は適しています。塗料の性能を頼ることで、外壁材の劣化も同時に防げるのです。

 

3.防水を施工するタイミング

防水を外壁に施すタイミングは、外壁リフォームの工事時や再塗装の時期などです。これは、防水を施すタイミングに適しているためです。

●防水シートの交換
●防水性能のある外壁材の張替え
●カバー工法による外壁材の追加

 

上記のタイミングで防水をすべきか見分けるのです。チェックポイントとしては、外壁内部の状況を診断したときに内部が傷んでいないかどうかや、雨漏りや性能低下などの具体的な住宅の症状がある場合、そして、塗料が剥がれかけている場合や外壁材にひび割れがある場合などです。

また、リフォーム後か施工中に追加で防水工事をすることで住宅の防水機能を高めることもできます。窓のサッシやベランダなどは別に防水工事も検討しておきましょう。

 

4.まとめ

外壁リフォームと防水の関係について、リフォーム時に防水が必要な理由を解説しました。
防水はリフォームのさまざまな工程で行われており、防水シートや外壁材、塗料によってその防水性能が生かされています。

防水機能が弱くなってきたタイミングとしては、塗料が剥がれたり、外壁材の経年劣化やひび割れなどです。外壁リフォームを施すだけで、同時に防水機能を高めることができるでしょう。

 

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施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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耐久性抜群!ラジカル塗料やハイブリッド塗料はメリットがたくさんあります!

投稿日 2023年6月1日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の山根です。

 

外壁の塗装に使われる塗料には、無機塗料であるシリコン塗料やフッ素塗料、有機塗料であるアクリル塗料などたくさん種類があります。
それぞれ、価格や耐久性などが異なり、ご予算やニーズに合った塗料を提案しています。

 

こちらでは、従来の塗料をベースとして耐久性や作業性をアップする成分を配合したラジカル塗料ハイブリッド塗料について紹介します。

 

1.ハイブリッド塗料ってどんな塗料?

ハイブリッド塗料とは、以前から使われている無機塗料に有機塗料の成分を配合して作られた塗料です。

無機塗料は、紫外線に強く耐久性の高さといったメリットがある一方、伸びが悪く作業効率が落ちてしまったり、ひび割れしやすかったりというデメリットがありました。

 

有機塗料は、コストが抑えめで作業効率が良いメリットと、無機塗料と比べると経年劣化しやすいデメリットを持っています。

ハイブリッド塗料は、それぞれのメリットを生かし、デメリットを補って高い性能を持たせています。

 

◆ハイブリッド塗料のメリット

 

①耐久性が高い!
有機塗料のデメリットである紫外線や熱に弱い性質を、無機の成分で補っています。
今まで最高の耐久性を持つと言われていたフッ素塗料よりもさらに長持ちします。
フッ素塗料の寿命は約15~20年といわれていますが、ハイブリッド塗料の中には20年以上の耐用年数をもったものもあります。

 

➁施工性能がよい!
無機塗料のデメリットである塗膜の硬さを、有機の成分で補っています。
塗膜の柔軟性が高いためヒビが入りづらく、施工しやすい塗料です。

 

③光沢が長持ちする!
長期間にわたって、色あせしづらく、光沢も長持ちするので、美観を保つことができます。また、塗料の中にカビやコケのエサとなる有機物が含まれる量が少ないため、カビやコケが生えづらいのもメリットです。

 

➃汚れが付きづらい!
雨がふったり、水洗いをしたりすると、塗料が水分となじんで汚れを浮かすので、汚れが付きづらいメリットがあります。

 

⑤遮熱性が高い
無機塗料の特徴である耐熱性、遮熱性の高さも持っています。万が一の周辺で火事が起きた時で、もらい火を防ぎ、室内への熱の伝達を減らすことができます。

 

◆ハイブリッド塗料のデメリット

 

①コストが高い
塗料自体の価格は高めで、フッ素塗料の相場が4000円~5000円/㎡、ハイブリッド塗料の相場は4300円~5500円/㎡程度です。
耐用年数から考えると、塗替えのスパンが延びるのでコストパフォーマンスは決して悪くはありませんが、販売されている塗料の中で最も高額となります。

 

②マットな仕上がりにすることが不可能
3分艶~5分艶は可能ですが、完全な艶なしの仕上がりにすることができません。

 

◆ハイブリッド塗料を紹介します。

ハイブリッド塗料での塗り替えにお勧めの商品を3つ紹介します。

 

◎ジャパンカーボライン「セラスターウォール」


引用:ジャパンカーボライン 製品ラインアップセラスターウォール

実験結果により、15~18年経過しても塗装当初の80%の光沢を保っていることが証明されています。

 

◎関西ペイント「アレスダイナミックMUKI」

引用:関西ペイント製品ラインアップ アレスダイナミックMUKI

フッ素樹脂を組み合わせ、下地に追従するしなやかな塗膜を形成するので、ひび割れの心配がないのが特徴です。また、水性塗料のため、飛散しづらくにおいもしづらいので、近隣にたいする迷惑を減らすことができます。

 

日本ペイント「パーフェクトセラミックトップG」

引用:日本ペイント 戸建て塗替えの基本 戸建て塗替えにお勧めな塗料

超高耐候性と超低汚染を備え持った塗料です。コストが掛かっても、長い目で見て、おうちを長持ちさせたい方におすすめです。

 

2.ラジカル塗料ってどんな塗料?

一般的にラジカル塗料と呼ばれている塗料は、正式には「ラジカル制御塗料」をさします。

誤解されることも多いですが、「ラジカル」が含まれた塗料ではありません。

塗装は紫外線を受けると、顔料に含まれる成分が化学反応を起こしてラジカルとよばれる劣化物質が発生します。このラジカルが、塗料の分子の結合を破壊して、塗膜の劣化や白い粉をふいたような状態であるチョーキング現象を引き起こします。

 

ラジカル塗料には、従来の塗料に高耐候酸化チタンと光安定剤の成分を配合しています。

高耐候酸化チタンは、塗料内部でラジカルの発生を抑える効果を持っており、光安定剤は、発生したラジカルを拡散させずに確実にキャッチする役割を持っています。

販売開始されたのが2012年のため、まだまだ年数の経過した物件が少ない塗料ではありますが、ここまで全国規模で見ても大きなクレームが起きていないことも踏まえて大変優れた塗料であるといえます。

 

◆ラジカル塗料のメリット

 

①耐久性に優れている!
ラジカル制御により、塗膜の劣化やチョーキングを防ぎ、防水性能の低下が起こりづらいのが特徴です。メーカーによると、外壁で15年、屋根で7~9年の耐久性があるとされています。シリコン塗料の寿命は約7~10年なので1.5倍長持ちします。

 

②コストパフォーマンスがよい!
シリコン塗料と比べた場合、シリコン塗料の相場2500~3500/㎡、ラジカル塗料の相場3000~4500円/㎡と、わずかな差額にもかかわらず、高い性能を持っています。

 

③汚れが付きづらい!
塗装時の光沢が長続きするので、年数が経っても表面が滑らかでカビやコケが付くのを防ぎます。また、塗料と水が馴染んで汚れを包み込んで流す親水性が高いため、汚れもつきづらいのが特徴です。

 

④作業性が高く塗装しやすい!
塗料の伸びがよく柔らかいので、ムラができづらく塗装しやすい塗料です。

 

⑤光沢が持続!

 

◆ラジカル塗料のデメリット

 

①濃色に調色できない
高耐候チタンは白色の顔料のため、好みの色に調色する場合、濃色を作ることができません。

 

②商品数が少ないので、色合いや艶などの選択肢が限定される
マットな仕上がりにすることができない商品もあります。

 

◆ラジカル塗料を紹介します。

ラジカル塗料での塗り替えにお勧めの商品を3つ紹介します。

 

◎日本ペイント「パーフェクトトップ」

引用:日本ペイント 戸建て塗替えの基本 戸建て塗替えにお勧めな塗料

2012年、世界で初めてラジカル塗料を販売したのが日本ペイントです。シリコン塗料と同価格帯でありながら、優れた耐候性を持っています。
相性の良い下塗りと組み合わせるとさらに強い塗膜を形成して長期間美観を保つことができます。

 

◎エスケー化研「プレミアムシリコン」

引用:エスケー化研 製品情報 エスケープレミアムシリコン

ラジカル塗料の中でも最高グレードの商品です。
環境にやさしい水性塗料ですが、油性塗料に負けない艶を出すことができます。

 

◎関西ペイント「アレスダイナミックTOP」

引用:関西ペイント製品ラインアップ アレスダイナミックTOP

2016年2月に発売開始されました。
湿度が高い日や雨の日でも施工可能で工期のずれが起きづらき、短期間で塗装が完了できます。ひび割れや塗膜の剥がれのリスクを想定して開発された商品のため、トラブルの心配が少ないです。

 

3.まとめ

耐久性や汚れ防止に優れ、コストパフィーマンスにすぐれた性能の高い塗料であるハイブリッド塗料とラジカル塗料について紹介しました。塗装をどのくらい持たせたいか、塗装時の出費を抑えるか長い目で見てのコスパを優先するかは、各ご家庭によって変わってきます。

 

外壁の塗装を検討したり、外壁の状態で気になる点を見つけた場合は、マサキホームまでご相談ください。おうちの周りの環境の確認や丁寧な現地調査を行って、ご家族のニーズに合わせた提案やアドバイスをさせていただきます。

 

 

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外壁のリフォーム費用を決める要因とは?余計な出費を抑えるポイントも紹介!

投稿日 2023年5月28日

 

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。
今回は前回のパート2としまして、「外壁リフォーム費用の余計な出費を抑えるポイント」についてまとめてみました。

 

外壁のリフォームで気をつけたいのは、見積もりや実際の工事にかかる費用です。外装リフォームは、住宅の外観を美しく、建物の耐久性を向上させるために重要なことです。しかし、費用はさまざまな要素によって影響を受けます。

工事の内容次第で最終的な請求額も変わるため、そこを事前に押さえることで余計な出費を防ぐことが可能です。そこで、外壁のリフォーム費用を決める6つの要因についてここでは紹介します。

 

〔要因1〕 リフォームの範囲

 

一般的に、外装リフォームの費用は、リフォーム範囲によって大きく変わります。 範囲を示す指標には、「坪数・面積」や「リフォーム箇所」が該当し、範囲が広くなるほど費用も高くなる傾向にあるのです。

 

例えば、自宅の正面玄関だけをリフォームする場合と住宅全体をリフォームするのでは、単純に作業日数が多くかかり、外壁材や塗料もたくさん使用します。施工業者からしてみれば、作業日数は作業スタッフの人件費負担に直結しますから、日数が増えるほど費用見積も上がりやすいのです。

また、外壁材としては外壁に使う建材、屋根材、窓材、サッシなどが代表的です。外壁塗装だけであれば費用をある程度抑えられます。しかし、外壁の張り替えや屋根の葺き替えまでする場合は、範囲が広がるほど費用負担も大きいのです。

 

もちろん、費用のことばかり考えて、リフォーム範囲を狭めた結果、リフォームした箇所以外が再度リフォームが必要になり、後で余計な出費がかさみます。一度でリフォームしないケースでは、トータルでのリフォーム費用やメンテナンス費用がかさむというケースもありますから、注意が必要です。

そのうえで、リフォームの費用を節約する方法として、カバー工法を活用する、DIYで自主工事の塗装をする、リフォーム範囲を狭めるなどの方法があります。

 

〔要因2〕工事に使用する外壁材・塗料の品質や価格

 

外装リフォームに使用する材料の種類や品質は、工事にかかる費用を左右します。外壁リフォームに使う材料はさまざまなものがありますが、中でもメインとなるのが「外壁材」と「塗料」です。

例えば、外壁材にはサイディングやレンガなどがあります。サイディングというのは、代表的な外壁材の1つです。その中には、「窯業製」や「金属製」、「木質製」、「樹脂製(プラスチック)」など、さまざまな素材があります。一般的には耐久性や防水性に優れていることが特徴です。

 

また、さまざまな色や質感があり、デザインにも優れています。価格は、素材や品質によって若干異なりますが、リフォーム工事には比較的安価な外壁材です。一方、レンガやタイル、ガルバニウム鋼板は施工にそれなりの技術が必要でDIYなどが難しく、総じて施工費用は高めです。

 

それから、外壁リフォームでは必須となる塗装の際に、塗料の違いで費用に差が出ることもあります。一般的に塗料はシリコン塗料が主流で費用と品質の両立ができます。しかし、ラジカル制御型やフッ素のように耐久性が高くて費用のかかる塗料もあるのです。

 

そのため、見積や工事前の段階で外壁材・塗料選びをしっかりと行い、目的に応じて費用とリフォーム完成後品質との両立を図りましょう。

 

〔要因3〕 工事の難しさ

外装リフォームでは工事の難度が上がることによって、費用が高くなる原因となります。例えば、外壁の傷み具合によっては、外壁内部を取り出しての張り替えが必要です。工事難度が上がり、必要となる時間やスタッフの数も増えます。

 

また、工事の難しい場所や高い技術が求められる場合にも費用が上がりやすいのです。具体的には、ビルの上層階や屋上、装飾品がある場所、駐車場やシェルターなどの特殊な建物を含む、屋根・外壁の境界、狭い場所や隙間などです。

 

外壁塗装のリフォームは、塗装箇所が複雑になるほど難しくなるため、業者にとって作業時間やそれをこなす技術が要求されるのです。加えて、単純に工程数が増える外壁施工もあり、ドアや窓の交換などが含まれると、外壁面だけのリフォームよりも費用が上がります。

 

〔要因4〕 施工業者の種類や価格相場の影響

 

外壁リフォームでは、DIYにすると材料費だけで済みますが、ほとんどの人は施工の技術や安全対策などの難しさから業者にリフォームを依頼します。そこで、リフォーム費用の高い・低いに直結するのが施工業者の種類や価格相場です。

 

まず、外装リフォームの施工業者には種類があり、ハウスメーカーやリフォーム、塗装業者などに分類されます。そして、どの種類の業者かによって費用相場が異なるのです。それだけでなく、業者の規模によっても費用が違ってくるでしょう。

 

大手は宣伝費用もあって価格が高くなりがちです。一方、小規模な施工業者は広告費などの上乗せがない分、安いところもあります。ただし、業界の価格競争をせず、地域に根ざした業者の場合では、相場より高いケースも見られるため注意が必要です。

 

なぜ、施工業者の価格相場が上記のように安定しないかといえば、メーカー小売価格のように値段の設定がなく、施工業者が独自に価格を決めやすいという背景があります。その点も踏まえて、業者選びをしてみましょう。

 

〔要因5〕 繁忙期・閑散期の違い

 

外壁リフォームの業者の費用相場は、業界全体の忙しさが費用面に影響することがあります。それが「繁忙期」と「閑散期」です。

 

繁忙期は業務が忙しくなる時期のことです。多くの依頼が入って、スケジュールが過密になることも珍しくありません。逆に、閑散期は依頼の入る仕事が少なく、業者のスタッフがあまり業務に追われない時期という特徴があります。

 

例えば、リフォーム業界の場合は、春時期の3月末に、天候などが安定してリフォームのしやすい季節となるため、多くの依頼が入り繁忙期となります。新生活前というのもあるでしょう。

 

また、9月以降から年末、それ以降も繁忙期が多い傾向があり、リフォーム業界ではその半年間に依頼が多いのです。逆に、夏前後は天候が安定せず、梅雨の時期は特に作業も滞るため、リフォームを担当する施工業者にとっては閑散期になる傾向があります。

 

閑散期には、キャンペーンなどで工事費用を下げる業者も出てきます。それをチェックすることで相場よりも安くリフォームできるかもしれません。

 

〔要因6〕付帯工事

 

外壁リフォームの際には、付帯工事が必要になる場合があります。例えば、外壁塗装の際に、サッシの修理や雨樋の交換が必要になる事例です。

 

断熱材の改善や、太陽光発電の設置も付帯工事に数えられます。リフォーム費用にプラスアルファの料金がかかるため、費用も高くなります。しかし、多少の費用負担を増やしても断熱材や太陽光発電はエネルギー効率を高める設備のため、ランニングコストを抑えることに役立ちます。

 

そこで、目の前のリフォーム費用を下げるのか、リフォーム後のさまざまな費用を含めたランニングコストやメンテナンス費用を抑えるのか、その人の選択次第で総合的な費用負担も変わってくるのです。

 

一例として、多くの電気やガスを消費する家庭では、一時的なリフォーム費用が増えても、毎月のコスト負担を下げたほうが全体では安くなります。

 

〔まとめ〕

 

今回は、外壁のリフォーム費用を決める要因についてお伝えしました。費用は施工範囲や外壁材の種類・品質、業者価格などの影響を受けます。

 

そのため、余計な出費を抑えるためには、以上の要因を踏まえることが大切です。施工範囲の見直しや外壁材の選択、業者選びについて十分に検討してリフォームを依頼しましょう。

 

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女性必見!外壁や屋根のデザインカラーを選ぶときのポイント

投稿日 2023年5月25日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

「住宅をリフォームする際に、合わせてデザインも変えたい」
「外壁リフォームのデザインカラーを自分で選んでみたいけど、選び方がよくわからない」といった悩みがある方もいるでしょう。外壁や屋根のデザインカラーは、さまざまな要素で印象が大きく変わるため、選ぶときのポイントを知っておく必要があります。

そこで、本記事は、女性向けに外壁や屋根のデザインカラーを選ぶときのポイントを解説します。

 

1.人気のカラー

外壁や屋根のデザインカラーには、近年よく使われている人気の色彩があります。中でも、リフォーム時に選ばれやすいカラーは、以下が挙げられます。

 

◎ベージュ・グレー・ホワイト・オレンジ・ブラウン・ブルー

例えば、ベージュの場合は、色合いに温かみや落ち着き、高級感、清潔感などの印象を与えます。そして、ベージュ1つとっても濃淡やカラーバリエーションによって「ナチュラルベージュ」「モカベージュ」「ライトベージュ」「ピンクベージュ」などの種類があります。ナチュラルベージュは明るく自然な落ち着きのあるカラーです。ライトベージュは淡い色合いで外装によく使われる明るく清潔感を与えるのが特徴です。

また、グレーの場合ではモダンでシックな上品さがあり、スタイリッシュな印象を与えることもできます。落ち着いた色合いのため、距離感を生み出し、開放的な印象も与えられるでしょう。

ホワイトの場合、他の色彩と調和して、シンプルでモダンな印象、それから明るさ・清潔感の印象を見た人に与えられるのです。それ以外にも、ブラウンの場合は自然な色合いと高級感ブルーの場合は爽やかな印象と知的さを演出できるカラーです。カラーが人に与える印象を押さえたうえで、カラーバリエーションを選択しましょう。

 

2.スタイルの種類

外壁や屋根のデザインカラーには、色彩だけでなく、そのカラーを生かすためのスタイルが存在します。代表的なのは、「和風」「モダン」「ヨーロピアン」「アメリカン」など国の特徴を落としこんだスタイルです。

例えば、和風なら温かみのある外観、落ち着きのある風情が特徴です。一方、モダンでは洗練されたデザイン性や近代的で無機質な外観が特徴といえます。

また、スタイルの種類には、「シンプル」や「クリア」、「ポップ」などのイメージ色彩の調和を工夫することで生み出すカラーとの組み合わせを活かしたものもあります。

 

ただし、スタイルの選択は、周辺地域との兼ね合いも必要です。例えば、景観が重視される都市では、条例で奇抜なスタイルが禁止されているケースもあり、周辺の住宅景観なども考慮してスタイルを選択することが求められます。それから、沿岸部や都市部など場所に合わせたスタイルにするなど、場所や風景を考慮してどう生かすかは外壁をリフォームする人のスタイル選択やリフォーム会社による営業の腕の見せどころです。

 

3.デザイン性

カラーやスタイルは住宅の基本的な外観の印象を決めるものです。しかし、住宅を独自にリフォームする場合に施工業者が提供したデザインを参考にリフォームを決める場合もあります。その際に重要となるのが外壁のデザイン性です。

デザイン性にはカラーとスタイルを組み合わせたパターンがいくつもあり、最終的な完成イメージを目指して配色やスタイルのバリエーションを決定します。

 

さらに、デザイン性を決めるのは基礎となる外壁材にも強い影響を受けます。サイディングやタイル、レンガ、ガルバニウム鋼板など素材の特徴を合わせてデザイン性を強めることもできるのです。

サイディングの素材で木目ならナチュラルに、石目調で白なら無機質に、印象をガラッと変えられます。タイルの素材を使っても、それを生かした外壁にするのかは、デザイン性によるところが大きいのです。

また、レンガのように外壁材自体が見た目の印象を変えて、レトロな雰囲気や温かみのあるデザインに変えるものもあります。その場合は、素材を生かす方向でうまく外壁リフォームに組み込んでいくのが良いでしょう。ただし、リフォーム前後で外壁材の種類がまったく違う場合、壁の内部を含めた取替工事が発生します。

 

4.塗料

外壁や屋根のデザインカラーは、使う塗料が大きく影響してきます。住宅は同じようなスタイルやカラーを選択すると似たような住宅になってあまり個性を出せません。しかし、意匠的なデザインを付け加えて、独自の外観デザインにするというケースが増えています。

それを担うのが塗装技術や塗料の選択です。例えば光沢の有無がある塗料や天然石をイメージした「多模様塗料」、「自然素材」が挙げられます。

 

◆光沢(「つや消し」「つや有り」)
まず、光沢では、「つや消し」と「つや有り」があります。「つや消し」は光沢が抑えられていて、落ち着いたマットな質感を与えます。逆に「つや有り」の場合は、ハイグロスが有名で、高い光沢を実現します。他にも光沢の度合いを下げた塗料がいくつかあります。

つや消しでは高級感を出してナチュラルな雰囲気にしやすいというメリットが有名です。一方で、つや有りは光を反射して新築住宅のような外観を演出します。しかし、つや有りは光沢が経年で弱くなるため、メンテナンスとして早めの再塗装が必要です。

 

◆塗料によって異なるバリエーション

また、塗料を選ぶ際に、デザインバリエーションが少ない新しいタイプの塗料(フッ素、無機、ラジカル塗料)は、カラーの選択肢が少なく、デザイン性が弱くなります。アクリルはカラーバリエーションが多いですが、住宅の外壁にはあまり向いていません。

そのため、コスパの良いカラーデザインの塗装をしたいときは、シリコン塗料を選択すると、製品数が多くデザインの自由度も上がるでしょう。

 

5.完成後の失敗がないように慎重に

外壁リフォームをする際に外壁や屋根のデザインカラーに注目する人が増えています。しかし、完成後の失敗がないように慎重に選択する必要があるのです。なぜなら、実際の外壁デザインは、完成後になって思わぬ失敗に気づくこともあるためです。

 

例として、以下のような失敗が挙げられます。

・雨風で付いた汚れが目立ってしまう
・想定していたカラーの印象とかなり違う
・扉や窓、屋根との組み合わせがミスマッチ

 

まず、汚れが目立つケースです。鮮やかな色合いを好む人は多く、住宅にそのデザインを採用した際、汚れが目立って失敗するケースは意外と多いといえます。

また、カラーサンプルと実際に完成したデザインで予想が大きく異なる場合もあります。いわゆる「面積効果」と呼ばれるものです。これは面積が大きくなるほど、選んだ色彩よりも明るくなったり暗くなったりするのです。完成前にそれが予想できず、色合いのミスマッチが起こります。

 

上記に挙げた事例以外にも、街の景観から浮いてしまったケースやデザインの細部にこだわりすぎて作業やメンテナンスが難しくなるケースも失敗の事例にはよくあるのです。

特に屋根と外壁はスタイルを大きく変えて和風と洋風の混合にしてしまうと、アンバランスになって外観が悪くなります。デザインには奇抜さだけでなく、統一感もチェックすることです。

以上、デザインカラーの失敗を避けるためには、事前にリフォームの住宅見学や「面積効果」を考慮した見本をチェックして、リフォーム後のイメージを具体的にすることです。打ち合わせのときにデザインの調整をしましょう。

 

6.まとめ

今回は、女性が特に重視する外壁や屋根のデザインカラーについて、選ぶときのポイントをお伝えしました。デザインを決めるのは、カラーやスタイル、デザイン性です。

そのうえで、どのような塗料選択をするのかも重要です。そして、デザインカラーを選ぶときは完成後の失敗も防ぐためにしっかりとデザインの確認をして、工事の着手へと進めましょう。

 

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外壁にコケを発見!コケが引き起こす影響と対処方法を解説!

投稿日 2023年5月14日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

 

古くからある外壁にコケが生えて黒や緑に変色してしまったおうちを目にしたこと、どなたでもあると思います。

新築のうちに発生することはほとんどありませんが、どのおうちでも塗装やメンテナンス時期を過ぎてしまうと、築10~15年ほどでコケが生えてしまう可能性があります。

「コケが生えてしまったけど、目立たない場所だし、見た目だけの問題だから」と、根本的な対処をせずに放置してしまうと、おうち自体や人体に被害が及んでしまうこともあります。

 

今回は、外壁にコケが生える原因やコケが引き起こす影響、コケを見つけた時の対処法

について解説します。

 

1.外壁にコケが生える原因

コケは、土の湿った部分や水槽の中、鉢植えの底の水分の溜まりやすい場所だけでなく、コンクリートやブロック塀の隙間など、気が付いた時には、どこにでも生えてしまうイメージがありませんか?

コケはどこからやってきて、どのように広がっていくのかについて解説します。

 

(1)コケの胞子はどこからくるの?

コケの胞子は、0.1mm程度の粉状で、空気中を漂っています。ある程度の水分と適温であればどんな場所にでも生息することができます。成長したコケ本体は乾燥すると枯れてしまいますが、胞子は乾燥に強いので、乾燥状態にあってもその後水分を与えると発芽することができます。

コケの発生源は、庭の植栽や雑草の中などどこにでもありますが、山や森の自然の中にはより多く生息しています。自然が豊かな地域では、胞子の飛散量が多いため、コケが根付いてしまう可能性が高くなります。

 

(2)外壁にコケがついてしまう原因

新築のおうちにはつきづらいのに、年数が経ったおうちにコケがついてしまうのには下記のような原因があります。

塗装が劣化して塗膜の効果が薄れると、外壁表面に水分が残りやすくなるとコケが発生しやすくなります。

②デコボコのある外壁材を利用していると、ツルツルした素材に比べて水分が残りやすいので、コケがつきやすくなります。

③外壁の内部の通気性が悪いこともコケの発生の原因となります。
外壁内部の通気が悪く内部結露を起こしてしまうと、壁の中に常に湿気が溜まっている状態となります。その結果、窯業系の外壁材を使っている場合、外壁材自体も水分を含んでしまい、コケの生育に適した環境となってしまいます。

外壁内部が湿っている影響として、断熱材にも水分が回ってしまうことが考えられます。断熱材が湿ってしまうと断熱効果が落ちて、ますます結露が起きやすくなるという悪循環を起こしてしまいます。壁の中の構造材も水分を含んでしまうので建物の寿命にも影響を与えることとなります。

この場合、外壁の内部に原因があるため、表面のコケだけ除去しても、数ヶ月でまた生えてしまうイタチごっこの状態が続くことが予想されます。

 

2.コケがおうちに与える影響は?

見栄えの悪さだけではなく、住んでいる人にもおうち自体にも悪影響を及ぼしてしまいます。

コケは、水分のある場所を好んで成長するだけでなく、コケが生えた場所はジメジメと湿気を帯びた状態を保ち続けます。外壁表面にコケが生えると、外壁材が常に水についている状態になってしまうため、外壁の隙間から内部に水が入って壁内部の劣化を進めてしまうほか、塗装のちいさなひび割れから塗装内部に入り込んで、ひび割れ範囲を広げてしまったり、剥離を起こしたりといった原因となります。

 

また、コケの付着によってジメジメした状態が続いている場所はカビもつきやすくなります。カビの発生は、アレルギーの原因となり、アレルギー性鼻炎を発症するといった健康を害してしまう可能性があります。

 

3.外壁のコケを除去する方法

外壁についてしまったコケを取り除く方法について紹介します。

 

(1)DIYで対応する場合

1階の手の届く範囲であればDIYで応急処置することも可能です。

ついたばかりで表面のコケであれば、水で流しながらスポンジやブラシで軽くこすれば取り除くことができます。

しかし、コケの発生から時間が経って根が張ってしまうと、漂白剤や重曹などを使って除去しようとしても、なかなか根元から全て取りきることは難しく、半年程度で再発してしまいます。自己判断でカビやコケを死滅させるような強い薬剤を使用すると外壁本体にもダメージを与えてしまうこともあるので、注意が必要です。

また、2階以上の高い部分は危険を伴いますので、DIYで手を掛けるのは控えておきましょう。

 

(2)専門業者に依頼する場合

業者に依頼すると、コケ取り専用の洗浄剤を用いる、高圧洗浄を行うといった方法で、カビを根元からきれいに取り除くことができます。

DIYでは取り切ることの難しい目地や隙間に入り込んだコケもすっきり除去可能です。

再発を完全に防ぐためには、外壁の塗装を検討しましょう。

塗装を検討する理由として「コケが付くようになった」からという方も多数いらっしゃいます。

外壁の塗装を行うと、外壁表面に塗膜が作られるので、コケの発生自体を防ぐことができます。塗装工事において足場代金は大きな割合を占めているため、コケ除去のために架けた足場を塗装にも利用できると、資金的に大きなメリットがあります。

 

塗装の際には、コケの発生を防止する薬品の入った塗料も販売されています。塗料自体に殺菌効果があるため、コケの胞子がついたとしても繁殖を防げる商品です。

その他、光触媒を用いた塗料もコケ防止に効果があります。ただし、太陽光が当たらない部分では効果が低くなってしまうので、他の方法と合わせてコケの発生を予防しましょう。

お住まいの地域や、周囲の環境によっては使用を検討しましょう。

 

4.コケの発生を防ぐためのポイント

コケの発生を防いだり、繁殖を防ぐために気を付けるポイントは下記の通りです。

●適切な再塗装を行って、塗膜の劣化を防ぐ。

●定期的に外壁の水洗いや掃除を行う。ついたばかりのコケは、45度以上のお湯で死滅させることができるので、コケの生えやすい場所ではお湯を用いた拭き掃除が効果的です。

●土に軽石を混ぜるなど地面からの湿気を対策する。日当たりが悪く、湿度が高くなりやすい場所は、地面の湿気を除去するだけも一定の効果があります。

●外壁の周囲に物を置かないようにする。外壁に接して物を置いてしまうと、その部分の風通しが悪くなってしまいます。

 

5.まとめ

外壁にコケが発生する原因、コケが引き起こす影響、コケの除去方法について解説しました。

コケの発生は見た目が汚れて見えてしまうだけでなく、多くの悪影響を引き起こしてしまいます。コケは発生してから時間が経てばたつほど、範囲も深さも広がってしまうため、できるだけ広がる前に対処することが肝心です。早期に対応して、建物のダメージを最小限に抑えましょう。

コケの胞子は5月頃飛散量が増え、定着したコケは梅雨時期の湿度で増えて広がります。外壁に胞子がついてしまう前にコケ対策を行って、建物や人体への影響を予防しませんか?

 

気になる点や思い当たる点がありましたら、マサキホームまでお気軽にご相談ください。丁寧な点検を行い、コケの対応方法や塗装のタイミングなどのアドバイスやご予算に合わせた提案をさせていただきます。

 

 

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リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

 

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外壁で防音を施すときに知っておきたい豆知識

投稿日 2023年4月17日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

近年、住宅やアパート・マンションでは、防音性能の高い住宅が増えていますが、それでも騒音に悩む人は少なくありません。古い住宅やアパート・マンションでは、近くの近隣住宅や隣室、車道から騒音が聞こえてきて困るという悩みを持つ人も多くいます。

そこで、外からの騒音を防ぐために検討したいのが外壁のリフォームや塗装で防音対策をする方法です。

防音グッズでDIYしたい人やリフォームを検討している人の参考になれば幸いです。

 

 

1.外壁防音の目的や種類

外壁には防音の機能がある外壁材があり、リフォーム時に高性能なものに切り替えることがあります。

 

(1)外壁に防音が必要な理由

外にはさまざまな音があふれており、住宅内で快適に暮らすためには、外からの音をシャットアウトする必要があります。

 

 

例えば、次のような音です。

・雨風の音
・車の走行音、ヘリコプターの音
・人の声
・犬の鳴き声
・隣家のテレビ音や生活音
・学校や施設の放送音、鐘の音

これらは、家の中で暮らす人にとって騒音となりやすく、外壁材や屋根材で音をできるだけ防ぐことが求められます。外壁が薄い、もしくは防音性能の薄い音を透過する外壁材を使っている住宅・建物は、上記の音が部屋の中までしっかり聞こえてしまう恐れがあります。

 

(2)防音の種類

外壁の防音には「遮音」と「吸音」の2種類があります。

「遮音」とは、「音を遮(さえぎ)る」ことを意味し、家の中に音が届かないようにする防音の仕組みです。例えば、外壁が音を反射する高い性能がある場合です。

音を外側に反射して、住宅内に音が伝わらないようにします。

また、音が外壁を透過する際に、その音をできるだけ軽減するなどです。

壁が厚い鉄筋コンクリート造(RC造)の住宅では、ある程度の遮音を期待できます。

 

 

次に、「吸音」と呼ばれる音を吸収する方法です。音は空気を振動させて伝わり、障害物にぶつかると反射します。しかし、音の波は障害物にぶつかると、音の反射を繰り返して、最終的に人の耳に音が伝わります。そのため、壁や床、天井などの音の反響によって騒音が聞こえやすくなるのです。

例として、住宅業者の下請けが手抜き物件の事故を起こした際に、必要な天井の敷居がなく、隣の部屋の音がダイレクトに伝わってしまうというトラブルが起きるケースです。

音は物理的に遮っていても、壁が薄い、必要な建材が足りていない、壁材の材質が安価すぎるなどの理由で音が透過し、聞こえやすくなります。そして、防音の中でも「吸音」を使った方法は、外壁材の内部にシートを入れるか気泡構造にして音を軽減するのが特徴的です。

 

 

音響スタジオでは吸音材が内壁に使われていますが、凸凹の形状をしているのは効率的に吸音し、気泡が音エネルギーの分散を促すためです。部屋の中を音が反響するだけでは抑えられませんが、吸音の気泡の中に音を取り込んで分散する機構があれば、音が壁を通る際に騒音を抑制することができます。

 

2.防音の工事・リフォームで優先する場所

住宅の防音を実施するには、外壁の性能を上げるか、分厚くするか、二重に外壁をカバー工法で作るかのいずれかが必要です。

特に鉄筋コンクリートにして壁を厚くすれば防音性能を上げることができます。

しかし、どの住宅でも上記のほうが使えるわけではなく、全面改築となれば大きな費用もかかります。

そのため、壁の間に遮音シートや吸音シートを入れる(さらに石膏ボードを重ねる)などの方法が一般的です。ところが、外壁のリフォームで防音性能を高めていても騒音が防げていないことがあります。

その原因としては住宅の各所の隙間から音が入り込んでいるというケースです。音の透過や空気中を回り込んで音が入りやすい場所として、窓、屋根、床、サッシ、換気口の隙間などが挙げられます。

 

 

特に壁をどれだけ厚くしても窓が容易に音を透過しているのでは騒音を防ぎきれません。

窓の厚さや防音性能だけでなく、サッシや通気口となる穴などは音を通してしまうからです。

したがって、二重のサッシを構築したり、防音サッシに取り替えたりする方法も外壁リフォームと同時に行う必要があります。

そこで、知っておきたいのが防音リフォームの工法です。

 

3.防音リフォームの工法

防音リフォームでは、外壁や屋根、窓、床などに工事を施して、建材の入れ替えや補修を行う方法があります。特に断熱工法による防音性能の向上はその1つです。

断熱材として防音効果を期待できる素材は、有名なものに「グラスウール」があります。

繊維状の素材で構成されているため、音を分散する吸音性能があります。

 

 

最近では、防音性能の高いセルロースファイバーが床や壁に使用されることがあり、吸音性能の高さで防音目的の新築やリフォーム時に採用されることもあります。上記のように外壁材や内壁材、床材、屋根材など、素材の厚さや断熱素材で建材本来の遮音・吸音性能を頼る方法はよく知られています。一方で、外壁材の上から塗って防音する塗料の性能を生かした塗装方法もあります。

例えば、塗料の塗膜に細かいセラミックを配合して音を反射したり、透過を防いだりする塗料です。

 


引用:GAINAより

 

外壁材のリフォームに比べて費用が抑えられることや外壁材の防音効果を高める意味でメリットがあります。

 

4.DIYで防音グッズによるセルフリフォーム

防音対策では、壁の間に遮音・吸音素材を入れるなど、個人では十分な対策のリフォームが難しいことはよくあります。しかし、防音グッズを使った手軽なセルフリフォームなら可能です。

女性に嬉しいインテリアも兼ねて、部屋の内外に防音を施すことができるでしょう。

 

 

以下によく使われるアイテムとその説明をします。

 

◆遮音カーテン

窓からの音の侵入を防ぐのには遮音カーテンがおすすめです。遮音カーテンは通常のカーテンと同じ形状で、表面にコーティングをして防音性能を高めた製品を指します。基本的には、窓やサッシから入る音を反射して防いで、部屋の中に音が伝わらないようにします。ただし、通常のカーテンより重く、コーティングが剥げるとその部分だけ光が目立つなどの欠点があります。

 

◆防音フィルム

防音フィルムは、遮音カーテンのようにカーテンの形状にこだわらず、シート状で防音したい場所に貼れる製品です。窓に貼るのが一般的ですが、室内の壁や天井にも貼ることがあります。屋外用として音が反響しないように外に設置する製品もあります。

 

◆防音パネル

防音パネルは、ボードやパネル状になった防音の壁紙や下地用の製品です。

手軽なものでは壁や床に貼り付けて使用します。下地向けの場合は、リフォーム時に外壁・内壁材や床材の間に入れる使い方です。吸音・防音材として置くだけかビス止めするものもあります。

 

◆防音シート

防音シートは、防音フィルムほどではないが薄く、遮音・吸音の性能を持つ製品です。防音の基礎的な素材として外壁材の中に入れているケースも多く、直接壁に貼り付けたり、天井裏に重ねたりといった使い方の応用ができます。重さはありますが、ロール状にまとめられるものが多いため、持ち運びもできます。

 

5.まとめ

今回は、外壁の防音に関するリフォームや対策についてお伝えしました。

防音は正しい知識がないと間違った対策をしてしまい、外からの騒音が上手く防げず失敗することがあります。そのため、音の性質や防音の種類(遮音・吸音の違い)をよく知り、対策を施す場所を見極めて、塗料や外壁材、DIYでは使う製品をしっかり選ぶことが大切です。

 


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外壁のメンテナンスの必要性とは?時期や方法を解説!

投稿日 2023年4月11日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳沢です。

昨今は、住宅の外壁材や塗料の品質が高いものを選ぶ人も増えており、家の寿命が伸びる傾向にあります。

しかし、外壁材や塗料の性能に頼り切ってメンテナンスを怠るのは、よくありません。

 

そこで、メンテナンスが欠かせない理由やタイミング、方法について紹介します。

外壁メンテナンスを検討しているときの参考にしてください。

 

 

1.高級な外壁材・塗料だから「メンテナンス不要」は間違い!

新築住宅やビル・マンションの外壁には、予算や目的に応じてさまざまな外壁材が使われています。

なかでも公共施設や外壁に予算を多めに使った新築住宅では、高級な外壁材や塗料を使用しています。

建材の謳い文句の中には「メンテナンス不要」と入っているために、「面倒なメンテナンスがずっと不要になる」と誤解してしまいがちです。

しかし、どれだけ優れた建材や塗料を使用していても、メンテナンスなしで放置できる外壁は基本的に存在しません。

なぜなら、外壁材・塗料には「耐用年数」と呼ばれる素材としてのいわば寿命があり、紫外線や雨風から守れるだけの期間には限界があるからです。

 

たしかに、高級な外壁材や塗料は耐用年数が長く、中にはメンテナンスを簡単にするもの、一定期間不要となるものは存在しますが、完全にしなくてよいというわけではないのです。

その理由として、外壁材・塗料の強みに隠れた弱点が挙げられます。

どの外壁材・塗料もすべての弱点をカバーできるような建材がなく、塗料であれば、以下のような相反する特徴がそれぞれにあります。

●塗膜が硬かたい分、ひび割れが起こりやすい(シリコン塗料)

●塗膜が柔軟である分、汚れが付きやすい(ウレタン塗料)

 

以上のように、それぞれの長所短所があるのです。外壁材も同じで素材が異なる場合に違いが出てきます。

●機能が豊富で安価だが、コーキング材の劣化がある(窯業系サイディング)

●防火性に優れている一方で、ひび割れや汚れに弱い(モルタル)

 

このように、外壁材の違いによってそれぞれに優れている点と気をつけるべき点があります。

 

2.外壁のメンテナンスはいつ?時期やタイミング

一般的に、10年以上の新築住宅では外壁のメンテナンスが必要です。

しかし、外壁材が置かれている環境や状況によって10年経過していなくても7~8年で早々にメンテナンスが必要となります。

 

例えば、外壁材として有名なサイディング素材でもメンテナンスの目安は7~20年とばらばらです。

窯業系サイディングでは7〜10年ですが、金属系サイディングや樹脂系サイディングでは長くても15~20年程度と10年の窯業系に対して5~10年ほどメンテナンス時期が伸びます。

 

また、外壁材は長い耐用年数があっても、塗料は耐用年数が低いことが多く、通常の塗料では10年前後が目安です。高級塗料では20年近く保つ場合もありますが、再塗装がいずれ必要になることや劣化を防ぐための定期的な点検とメンテナンスが必要であることには変わりがないでしょう。

 

3.メンテナンスが必要な症状の目安

外壁材や塗装(塗料)の点検後にメンテナンス(補修、リフォーム)の必要性を見分けるには、目安として以下の症状が挙げられます。

 

●ひび割れ(クラック)

●チョーキングの劣化

●カビや苔の発生

●反り

●色あせ

●シーリングの劣化

●塗装(塗膜)が剥がれる

 

塗装(塗膜)が剥がれている場合は、塗料本来の機能(紫外線の防止や熱吸収、防水、汚れを防ぐ機能)が低下し、外壁材にもダメージが蓄積します。

再塗装などを怠っていると、外壁材の劣化を早めます。

特に「ひび割れ(クラック)」は、外壁において水が入り込んで外壁材に透過するなど危険な状態です。

内部の素材から劣化して、耐久性の低下やシロアリの問題などを発生させます。

 

一度、下地が劣化して交換が必要になると大掛かりなリフォーム作業となるため、期間が長くかかり、コストも大きく跳ね上がります。

なにより、地震が起きたときに外壁材が劣化していると十分な耐震性能が発揮できず、倒壊やひび割れを引き起こす可能性もあります。

 

4.メンテナンスの方法

メンテナンスの方法としては、症状によって方法が変わってきます。

例えば、「塗装(塗膜)が剥がれる」という場合は、塗装を施すのが基本です。

しかし、ラジカルのような高級塗料は、自分で塗料を確保して塗ることが技術的にも難しい場合があり、再塗装を業者に依頼するなどの必要性が出てきます。

 

次に、外壁材のメンテナンス方法の各症状に対応した方法を列挙しておきます。

◆ひび割れ(クラック) → 重ね張り、張り替え

◆チョーキング→洗浄と再塗装

◆カビや苔の発生→軽いものは自分で洗って落とす、重度のものは業者による高圧洗浄

◆サイディングボードの反り→サイディングボードの塗り替え

◆色あせ→再塗装

◆シーリングの劣化→外壁シーリングの補修(打ち替え・打ち増し)

 

ちなみに、張り替えは外壁材をすべて撤去して、新たに外壁材を張り直す方法です。

劣化が大きく進行すると方法が張り替えのみとなります。

 

一方で、重ね張りは外壁材の上部から新規の外壁材を2重に張る方法です。

短期間で安く施工できますが、外壁の工法によりできない場合や木材の上から金属サイディングを重ね張りしてはいけない場合など、難しいこともあります。

 

以上を参考に、メンテナンス方法を実行したり、業者に依頼してメンテナンスを進めることを検討します。

 

5.外壁のメンテナンスが可能な業者の種類

外壁のメンテナンスを実施している会社はいくつかあります。

一般の人でも外観から分かる傷みや劣化があればよいですが、点検時に自分の目だけで探すというのも難しい場合があるのです。

 

その際は、メンテナンスが可能な業者を活用して、定期点検を依頼し、必要であればメンテナンスにともなうリフォームや補修を実行します。

 

外壁のメンテナンスができる業者の種類は以下の3つです。

 

(1)外壁塗装業者

外壁塗装業者は、外壁や塗装を専門にしている施工会社のことです。

中小企業から個人営業まで幅広く、全国チェーン型の地域対応業者も存在します。

ただし、中には訪問販売の手法で高額請求する業者や工事を偽装して手抜きなどで儲ける悪質な業者もいるため、メンテナンスが初めての方は業者選定時に気をつけましょう。

 

(2)リフォーム業者

次に、リフォーム業者は、リフォームを専門とした幅広い施工を行う会社です。

外壁塗装に限らず、住宅の室内外で水廻りや住居、内壁・外壁をリフォームするお手伝いをします。

必ずしも外壁塗装の経験が豊富というわけではないため、選ぶときは実績などに注目して依頼する必要があります。

 

(3)大手ハウスメーカー

最後に大手ハウスメーカーのような住宅関連の施工に強い会社が挙げられます。

住宅を注文したハウスメーカーにそのまま定期点検やメンテナンスが任せられます。

しかし、実際に施工をするのは下請け業者となるため、依頼した側が業者を選べないことが多いのが難点です。

 

6.まとめ

今回は、外壁のリフォームに関連して、メンテナンスの必要性やタイミング、方法などについてお伝えしました。

外壁の耐用年数をできる限り伸ばして、住宅の寿命を長くするには、定期点検をして、必要に応じたメンテナンスを施すことが最適です。

下地や基礎の劣化を防ぐためにもメンテナンスを検討しましょう。

 

☆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。

また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

 

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    フリーダイヤル 0120-910-615 ■□ 

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

 

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屋根塗装と外壁塗装を同時に行う場合のメリット!同時に塗装するのがお勧めな理由

投稿日 2023年4月5日

 

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の山根です。

おうちのメンテナンスは、毎年きちんと手を掛けていても、おおよそ10年に一度のスパンで大型修繕が必要となります。
その中でも、特に金額が大きいのは、屋根と外壁の再塗装です。いっぺんにやってしまった方がいいのか、費用負担を分散させたいから、屋根塗装は来年以降にずらそうか。などと悩まれるケースも多いようです。

 

同時に再塗装か別々の日程で考えるか。お勧めは、外壁と屋根の塗装は同時に行うことです。同時に塗装を行うと得られるメリットについて解説します。

 

1.10年目に大幅なメンテナンスが必要となる理由

 

新築時にハウスメーカーの担当者から「築10年目頃にメンテナンス費用が大きくかかることが多いから、メンテナンス資金は計画的に少しずつ積み立てておいた方がいいですよ」と言われることが多いようです。

 

毎年のメンテナンス以外に、どうして、10年目に大きな費用が発生するのか不思議に思われた方もいらっしゃると思います。

 

その理由は、ボイラーに故障や不具合が出やすい時期であること、畳の劣化水回りの不具合、クロスの汚れが目立ってくるなど経年での劣化が目立ち始める時期であることがあげられます。また、5年に一度行う排水管の高圧洗浄や防蟻処理、シーリング、コーキングの打ち換えも行うタイミングも重なるため、大きな費用負担が想定されるのです。

 

屋根や外壁も10年を目安にした再塗装が推奨されています。

 

2.屋根の再塗装が必要なサイン

 

屋根は紫外線や雨風に常に晒されつづけています。なかなか自分で点検することは難しいですが、発見しやすいサインについて紹介します。

 

➀屋根材が色褪せてきた
塗装の塗膜が劣化の初期症状です。艶がなくなったように感じたり、色が変わったように見えることもすぐに雨漏りを起こすわけではなく、屋根材自体が激しく劣化しているわけではないことが大半です。

➁コケが生える、錆が発生している
上記①の色褪せをそのままにしていると、コケが見られるようになります。塗料の塗膜が著しく劣化して防水性が低下した状態です。そのままにしておくと屋根材自体が劣化してしまうので、早急に対応しましょう。

③触ると指に粉がつく
2階の窓から平屋部分の屋根に触れられる場合に限りますが、塗装部分を触った時に指に粉が付着する場合は再塗装が必要な状態です。チョーキング現象と呼ばれ、紫外線によって塗料の成分が分解されて起こる現象です。

➃屋根材が浮いて見える、割れているように見える
塗装の目安ではありませんが、足場を架けて修理が必要な可能性があります。強風の影響や飛来物の衝突が原因で、屋根材が変形することや、破損することがあります。そのままにしておくと、変形部分の隙間から雨水や害虫が浸入して、屋根の構造材がぬれてしまったり、雨漏りを起こしたり、屋根から壁を伝って家全体に水が回ってしまう場合もあります。

 

早急に専門業者へ点検を依頼しましょう。

 

3.外壁の再塗装が必要なサイン

 

普段からおうちの外壁に変わった点や気になる点がないか、点検するようにしましょう。
下記のような症状を見つけたら、メンテナンスが必要なサインです。

 

➀色褪せてきた。くすんで見える。
外壁は、東西南北面それぞれに劣化の進行が異なります。色褪せやくすみが気になる場合は、紫外線を浴びづらい北面の外壁や風の当たりづらい方角の外壁と比較してみて下さい。

➁塗膜が浮いている感じがする。膨らんできた部分がある。
ポコポコとした膨らみを発見した場合や塗装が浮いてきた感じを見つけた場合、塗膜が劣化しているサインです。そのままにしていると、膨らみや浮きが徐々に広がってしまう可能性があるだけでなく、その部分から壁内部に水が入ってしまうこともあります。

③ヘアクラックを発見した。
幅0.3mm以下のひび割れをヘアクラックといいます。塗膜がしっかりしている内は、ある程度建物の伸縮に合わせて塗膜も伸縮します。劣化が進むと、建物の動きに対応できず、表面にひびが入るようになります。そのため、ヘアクラックの発生は塗料の劣化を示すサインです。

➃チョーキング現象が起こり始めた。
紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解されてしまい、塗装表面に粉上になった顔料が浮いてしまう現象です。チョーキング現象がみられるときは、塗膜の防水性が低下しているので、再塗装が必要です。

 

4.外壁と屋根を同時に再塗装するメリット

 

外壁と屋根の再塗装を同時に行うことで、トータルして考えると時間や労力、コストを削減することができます。具体的には下記のような内容です。

 

➀トータルでのコストが少なくてすむ
建物と屋根の塗装を同時に行う場合、足場を共有して使います。足場の代金はおおよそ塗装代金の2割ほどを占めています。別々の日程で塗装するよりも、足場代金だけで20万円近いコストを抑えることができます。
また、塗装職人にお願いする日にちもトータルでは少ない日数ですむため、余計な費用が発生せずにすみます。

➁打ち合わせが一度ですむ
外壁と屋根を同時に再塗装する場合、状態の点検を依頼して現状の報告を受けたり、スケジュールを決定したり、といった打ち合わせをいっぺんに進めることができます。
同様に塗装前の近隣挨拶や塗装完了後の点検もいっぺんに終わらせることができます。

③塗料の種類や色の選択の幅が広くなる
元々の色味から違う色味に変えようと思っている場合、屋根と外壁の色を合わせて検討することができます。また、耐久性の高い塗料への変更も取り入れやすく、同等の耐用年数の塗料を選ぶようにすると、次回の再塗装が必要なタイミングも同時に訪れるので、次回以降の塗装サイクルを合わせることができます。

➃トータルすると工事日程も短くてすむ
再塗装はお天気が続く季節に行います。天候によって日程が延びてしまうことはありますが、外壁と屋根の修繕や補修をやり繰りして最小限の延期で抑えることができます。それぞれの工程で必要な乾燥時間を、上手に利用するなど、無駄なくスピーディに塗装工事を進めることが可能です。

 

 

5.外壁と屋根の再塗装を同時に行うデメリット

 

トータルするとメリットがあることがわかっていても、別々にやるのに比べると「今」必要となる支出や時間が増えてしまうのがデメリットといえます。

 

➀コストが高額になることは避けられない。
トータルで考えるとコストが抑えられるとはいっても、一度に支払う金額は高額になってしまいます。

➁どちらかだけ塗装する場合よりも工事日程が長くなる。
こちらもトータルで考えると短縮できるとはいっても、外壁単体または屋根単体の塗装よりも、日数が少し長くなります。

 

6.まとめ

 

外壁と屋根の再塗装のタイミングを見逃さないためのサインや、同時に再塗装する際のメリットデメリットについて解説しました。

 

掛かってくる塗装費用は大きな問題なので、家計のライフプランが許すのであれば、同時に行って少しでもコスト削減することをお勧めします。そろそろ再塗装を検討する時期の方もまだ時期は先だけれど、どのくらい塗装費用を用意しておけばいいのか知りたい方も、まずはマサキホームへご相談ください!

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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外壁リフォームに使用する塗料の選び方は?業者依頼・DIYのどちらも必見!

投稿日 2023年3月9日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

今回は、外壁リフォームで使用する塗料を選ぶときのポイントについてご紹介します。

 

 

一般的に、屋根や壁に塗られているペンキやニス、樹脂素材の流体物を「塗料」と呼びます。なかでも外壁の塗装に使用する塗料を「外壁塗料」と分類します。外壁塗料は、住宅や建物の外壁に塗って、汚れにくくしたり、見栄えを良くしたりできる家づくりには欠かせない存在です。以前は、外壁塗料に溶剤の塗料の比率が多く使われていましたが、現在は、使い勝手や安全性などさまざまな面から水性塗料を使うケースも増えています。

 

1.外壁リフォームに塗料選択が不可欠な理由

 

塗料を選ぶことは、外壁リフォームにおいてとても重要なことです。なぜなら、デザインを変えたい場合は、塗料の変更も必要となりますし、費用面(塗装時、ランニングコスト)や耐用年数、デザイン性などを考慮するからです。特に女性の方がおしゃれな住宅外壁のデザインに一新したいというときは、塗料をじっくり選びましょう。

 

2.塗料の種類や性能

 

塗料には、複数の種類があり、目的や予算に応じて選ぶ必要があります。そこで、外壁塗料について性能や耐用年数、費用などを種類ごとに詳しく解説します。

 

【アクリル塗料】

近年ではほとんど使用されることのなくなった外壁塗料がアクリル塗料です。特に新築住宅のように長い耐用年数が求められる住宅の外壁塗装では、4~8年ほどしかない耐用年数では足りないことが需要低下の原因です。

 

生み出されたのが1900年代中頃で、当時は色鮮やかで、住宅の外壁塗料として人気があったのです。しかし、新たにウレタンやシリコンといった高性能な塗料が生み出される中で、アクリル塗料は住宅の外壁塗装であまり使われなくなります。アクリル塗料は、耐用年数が低いだけでなく、耐久性にも欠けており、ひび割れが起こりやすいという問題があります。また、他の塗料に比べて透水性があることや汚れやすいことなども挙げられるのです。

 

ただし、アクリル塗料は費用が安く、使い勝手に優れているため、DIYで外壁する場合などには重宝されています。その場合、水気を弾くような外壁材の上から使うのは難しいことに気をつける必要があります。また、1500円前後(1,000円~1,800円)/㎡と単価が安く、住宅の外壁塗装予算を抑える場合には、あえてアクリル塗料が使われるケースもあるでしょう。

 

【ウレタン塗料】

塗装する外壁の素材を選ばず、木材や金属などさまざまなパターンの外壁に利用できる塗料がウレタン塗料です。耐用年数は6~10年とアクリルほど短くありませんが、住宅の外壁に使われることは少なくなっています。特に外壁リフォームを部分的に実施する補修作業などに向いています。単価は2,000円前後(1,700円~2,500円)/㎡と1つ上のウレタンよりも価格が安く、予算を抑えて中古住宅外壁の再塗装などに向いているのです。

このとき、ある程度築年数が経っており、建て替えまであまり時間が残されていない(10年以内)というケースには適した塗料です。また、特性としてウレタン塗料には柔軟性があり、凹凸のある外壁の細部や突起物にも使用できます。仕上がりはツヤを出せるため、高級感を出す場合にも適しています。ただし、ウレタンはシリコンの下位互換として見られることが多く、「ウレタンを選ぶくらいなら多少高くてもシリコンを選んだほうが品質的によい」というように現在では塗料として選ばれにくくなっています。

 

【シリコン塗料】

一般的な住宅外壁に人気の塗料として長年使用されているのがシリコンです。シリコンは、市場で人気の塗料ということもあり、メーカーが多くの商品を提供しており、塗料のバリエーションが豊かというメリットがあります。何より、耐用年数が新築住宅向きの10~15年です。しかも3,000円前後(2,500円~3,500円)/㎡の費用で収まるため、コストパフォーマンスを考えたときに長持ちで性能が高く、値段も高すぎないという基準で選べるのです。ちなみに、性能としては汚れが落ちることや水を通さない撥水性能、紫外線に強いことなどが挙げられます。

 

一方、デメリットとして塗膜が硬いためにひび割れが起きやすいこと、そして費用がウレタンよりも少し高いことです。DIYにしろ業者依頼にしろ、メーカー商品の選択肢が多く、耐用年数の長さから塗り替え頻度を抑えられる塗料です。

 

近頃は、さらに性能の高いフッ素やラジカルが登場したため、シリコンを選ばない人も増えていますが、ある程度の耐久度と予算のバランスを取れるという点で、いまも人気が高いことに変わりはありません。

 

【フッ素塗料】

フッ素と聞くと歯磨き粉の成分を思い浮かべる人がいるかも知れませんが、まさしくその成分が使われているのがフッ素塗料です。フッ素塗料は、他の一般的な塗料に比べて価格が高く設定されています。実際に、相場が3,500円~5,000円/㎡となっており、安価な塗料に比べて2倍近い費用がかかることもあります。

 

その代わり、耐用年数は高く、15~20年近くまで伸びます。フッ素塗料の高い性能は、その長い耐久性だけでなく、親水性(汚れを落としやすくする)や防藻・防カビ性、耐摩耗性(ツヤの減少率が20年で1割程度)、耐薬品性(酸性雨に耐える)などさまざまです。

 

ただし、価格の高さやひび割れのしやすさ、ツヤありしか製品がないなどのデメリットはあります。

もちろん、一概に費用が高いといってもメンテナンスや塗替えの回数が耐用年数の長さによって単純に減るため、総合的に見ると高い費用というわけではなく、性能に見合った単価といえるでしょう。

 

【ラジカル塗料】

高性能なものとして各種メーカーが打ち出している塗料にラジカル塗料があります。ラジカル塗料は「ラジカル制御型」「ラジカルフリー」「ラジカル制御型ハイブリッド」塗料として新たに市場で出回っています。耐用年数は12~15年で、費用が3,000円~4,000円/㎡です。フッ素より耐用年数や費用は少ないですが、シリコンよりも高性能なため、シリコンの上位互換として人気を獲得しつつあります。

ラジカルは、酸化チタンという白色塗料に添加物を加えており、汚れの付きにくい低汚染性や天候によって受けるダメージを減らすなどチョーキングの防止などにも有効です。ただし、仕組みがわかりにくく、活用まで至らないケースもあるため、DIYには難しく、業者によっては取り扱っていないこともあります。

 

【無機塗料】

無機塗料は、無機系ハイブリッドとも呼ばれる耐久・防火性能に優れた塗料です。耐久力に関する性能の高さから、公共施設等に積極的に使われており、耐用年数が15~20年以上と、塗装年数が20年を超える建物もあります。ちなみに、「無機」という名前が付いているのは、塗膜の劣化原因である有機物の割合を下げて、代わりに無機物であるガラスや鉱物を加えているためです。

費用は5,000円前後(4,000円~5,500円)/㎡と高めです。それからもう1つの欠点として、耐用年数が長すぎるために塗り替えやメンテナンス時に発生する費用ロスが起こることです。タイミングが一致せずに、塗ったばかりのところも合わせてまるごと再塗装が求められるなどの課題があることには注意が必要です。

 

3.まとめ

今回は、外壁リフォームするときに必要な知識として外壁塗料の種類について取り上げ、性能や耐用年数、費用などを説明しました。外壁塗料には、安くて耐用年数・性能が落ちるものとそれなりの費用である程度の耐用年数・性能を保持するもの、費用が高い代わりに耐用年数・性能の高いものがあります。DIYするか業者依頼かでも使う塗料は変わってくるため、目的や予算に応じて外壁塗料を選んでみましょう。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

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