東京・神奈川・埼玉・千葉の外壁塗装は外壁塗装.comにおまかせください! | 外壁リフォームに使用する塗料の選び方は?業者依頼・DIYのどちらも必見!

外壁塗装ブログ

外壁リフォームに使用する塗料の選び方は?業者依頼・DIYのどちらも必見!

投稿日 2023年3月9日

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

今回は、外壁リフォームで使用する塗料を選ぶときのポイントについてご紹介します。

 

 

一般的に、屋根や壁に塗られているペンキやニス、樹脂素材の流体物を「塗料」と呼びます。なかでも外壁の塗装に使用する塗料を「外壁塗料」と分類します。外壁塗料は、住宅や建物の外壁に塗って、汚れにくくしたり、見栄えを良くしたりできる家づくりには欠かせない存在です。以前は、外壁塗料に溶剤の塗料の比率が多く使われていましたが、現在は、使い勝手や安全性などさまざまな面から水性塗料を使うケースも増えています。

 

1.外壁リフォームに塗料選択が不可欠な理由

 

塗料を選ぶことは、外壁リフォームにおいてとても重要なことです。なぜなら、デザインを変えたい場合は、塗料の変更も必要となりますし、費用面(塗装時、ランニングコスト)や耐用年数、デザイン性などを考慮するからです。特に女性の方がおしゃれな住宅外壁のデザインに一新したいというときは、塗料をじっくり選びましょう。

 

2.塗料の種類や性能

 

塗料には、複数の種類があり、目的や予算に応じて選ぶ必要があります。そこで、外壁塗料について性能や耐用年数、費用などを種類ごとに詳しく解説します。

 

【アクリル塗料】

近年ではほとんど使用されることのなくなった外壁塗料がアクリル塗料です。特に新築住宅のように長い耐用年数が求められる住宅の外壁塗装では、4~8年ほどしかない耐用年数では足りないことが需要低下の原因です。

 

生み出されたのが1900年代中頃で、当時は色鮮やかで、住宅の外壁塗料として人気があったのです。しかし、新たにウレタンやシリコンといった高性能な塗料が生み出される中で、アクリル塗料は住宅の外壁塗装であまり使われなくなります。アクリル塗料は、耐用年数が低いだけでなく、耐久性にも欠けており、ひび割れが起こりやすいという問題があります。また、他の塗料に比べて透水性があることや汚れやすいことなども挙げられるのです。

 

ただし、アクリル塗料は費用が安く、使い勝手に優れているため、DIYで外壁する場合などには重宝されています。その場合、水気を弾くような外壁材の上から使うのは難しいことに気をつける必要があります。また、1500円前後(1,000円~1,800円)/㎡と単価が安く、住宅の外壁塗装予算を抑える場合には、あえてアクリル塗料が使われるケースもあるでしょう。

 

【ウレタン塗料】

塗装する外壁の素材を選ばず、木材や金属などさまざまなパターンの外壁に利用できる塗料がウレタン塗料です。耐用年数は6~10年とアクリルほど短くありませんが、住宅の外壁に使われることは少なくなっています。特に外壁リフォームを部分的に実施する補修作業などに向いています。単価は2,000円前後(1,700円~2,500円)/㎡と1つ上のウレタンよりも価格が安く、予算を抑えて中古住宅外壁の再塗装などに向いているのです。

このとき、ある程度築年数が経っており、建て替えまであまり時間が残されていない(10年以内)というケースには適した塗料です。また、特性としてウレタン塗料には柔軟性があり、凹凸のある外壁の細部や突起物にも使用できます。仕上がりはツヤを出せるため、高級感を出す場合にも適しています。ただし、ウレタンはシリコンの下位互換として見られることが多く、「ウレタンを選ぶくらいなら多少高くてもシリコンを選んだほうが品質的によい」というように現在では塗料として選ばれにくくなっています。

 

【シリコン塗料】

一般的な住宅外壁に人気の塗料として長年使用されているのがシリコンです。シリコンは、市場で人気の塗料ということもあり、メーカーが多くの商品を提供しており、塗料のバリエーションが豊かというメリットがあります。何より、耐用年数が新築住宅向きの10~15年です。しかも3,000円前後(2,500円~3,500円)/㎡の費用で収まるため、コストパフォーマンスを考えたときに長持ちで性能が高く、値段も高すぎないという基準で選べるのです。ちなみに、性能としては汚れが落ちることや水を通さない撥水性能、紫外線に強いことなどが挙げられます。

 

一方、デメリットとして塗膜が硬いためにひび割れが起きやすいこと、そして費用がウレタンよりも少し高いことです。DIYにしろ業者依頼にしろ、メーカー商品の選択肢が多く、耐用年数の長さから塗り替え頻度を抑えられる塗料です。

 

近頃は、さらに性能の高いフッ素やラジカルが登場したため、シリコンを選ばない人も増えていますが、ある程度の耐久度と予算のバランスを取れるという点で、いまも人気が高いことに変わりはありません。

 

【フッ素塗料】

フッ素と聞くと歯磨き粉の成分を思い浮かべる人がいるかも知れませんが、まさしくその成分が使われているのがフッ素塗料です。フッ素塗料は、他の一般的な塗料に比べて価格が高く設定されています。実際に、相場が3,500円~5,000円/㎡となっており、安価な塗料に比べて2倍近い費用がかかることもあります。

 

その代わり、耐用年数は高く、15~20年近くまで伸びます。フッ素塗料の高い性能は、その長い耐久性だけでなく、親水性(汚れを落としやすくする)や防藻・防カビ性、耐摩耗性(ツヤの減少率が20年で1割程度)、耐薬品性(酸性雨に耐える)などさまざまです。

 

ただし、価格の高さやひび割れのしやすさ、ツヤありしか製品がないなどのデメリットはあります。

もちろん、一概に費用が高いといってもメンテナンスや塗替えの回数が耐用年数の長さによって単純に減るため、総合的に見ると高い費用というわけではなく、性能に見合った単価といえるでしょう。

 

【ラジカル塗料】

高性能なものとして各種メーカーが打ち出している塗料にラジカル塗料があります。ラジカル塗料は「ラジカル制御型」「ラジカルフリー」「ラジカル制御型ハイブリッド」塗料として新たに市場で出回っています。耐用年数は12~15年で、費用が3,000円~4,000円/㎡です。フッ素より耐用年数や費用は少ないですが、シリコンよりも高性能なため、シリコンの上位互換として人気を獲得しつつあります。

ラジカルは、酸化チタンという白色塗料に添加物を加えており、汚れの付きにくい低汚染性や天候によって受けるダメージを減らすなどチョーキングの防止などにも有効です。ただし、仕組みがわかりにくく、活用まで至らないケースもあるため、DIYには難しく、業者によっては取り扱っていないこともあります。

 

【無機塗料】

無機塗料は、無機系ハイブリッドとも呼ばれる耐久・防火性能に優れた塗料です。耐久力に関する性能の高さから、公共施設等に積極的に使われており、耐用年数が15~20年以上と、塗装年数が20年を超える建物もあります。ちなみに、「無機」という名前が付いているのは、塗膜の劣化原因である有機物の割合を下げて、代わりに無機物であるガラスや鉱物を加えているためです。

費用は5,000円前後(4,000円~5,500円)/㎡と高めです。それからもう1つの欠点として、耐用年数が長すぎるために塗り替えやメンテナンス時に発生する費用ロスが起こることです。タイミングが一致せずに、塗ったばかりのところも合わせてまるごと再塗装が求められるなどの課題があることには注意が必要です。

 

3.まとめ

今回は、外壁リフォームするときに必要な知識として外壁塗料の種類について取り上げ、性能や耐用年数、費用などを説明しました。外壁塗料には、安くて耐用年数・性能が落ちるものとそれなりの費用である程度の耐用年数・性能を保持するもの、費用が高い代わりに耐用年数・性能の高いものがあります。DIYするか業者依頼かでも使う塗料は変わってくるため、目的や予算に応じて外壁塗料を選んでみましょう。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

□■ お電話でのお問い合わせは
    フリーダイヤル 0120-910-615 ■□ 

□■ メールでのお問い合わせは
    masakihome117@icloud.com ■□

 

マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

 

 外壁工事に関する情報はこちらを ご覧ください! 

 

リフォームに関する情報はこちらをご覧ください! 

 

 

tel

PAGE TOP